新プラスチック加工ジャストインメイクの仕組

スーパーエンプラPEEK部品を低コスト製造できるジャストインメイクの工程。

新プラスチック加工 ジャストインメイク

ジャストインメイク®工法のしくみ

ジャストインメイク®工法の概要でも説明しましたが、この工法は「成形」と「切削」を組み合わせたハイブリッドプラスチック加工です。 工程を分解して詳しく説明してみましょう。
新プラスチック加工 ジャストインメイク工法の仕組み

[第一段階] 成形工程

ジャストインメイク[第一段階]成形工程

ジャストインメイク®工程の前半は、専用成形機によるラフ成形です。 この成形工程では、精密金型を用いず、汎用性が高く低コストの自社製型を用います。 成形物は、詳細形状や寸法制度までは出ておらず、何となく最終形状に近い形ができた・・・というレベルです。

金型は、精密に作るとかなり高価なものになってしまいます。

※ここで 「精密金型を用いない」、ということが低価格化をもたらす大きな要因の一つになります。 >> 低価格化できる理由

[第二段階] 切削工程

ジャストインメイク[第二段階]切削工程

ジャストインメイク®工程の後半は、一般工作機械(マシニングセンター)による切削加工です。前工程のラフ成形では、形状の詳細部分や寸法精度を出しませんでした。 その分、この切削工程がカバーします。

切削技術は、株式会社KDAが創業当時より約40年にわたって積み上げてきました。 3次元形状、微細形状、複雑形状などに対応できるNCマシンを揃えております。 

また、切削によるPEEK材料の無駄は、最終形状に近い成形物を切削するため、最小限に抑えられます。 従来のように市販規格の板材等から切削した場合、かなりの材料無駄が発生し、そのコストもかなりの金額になるはずです。

※ここで 「切削による材料無駄が最小限」、ということも低価格化をもたらす大きな要因の一つになります。 >> 低価格化できる理由

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