新プラスチック加工−PEEK部品の低価格化を実現

ジャストインメイク工法によるPEEK加工の実施例

新プラスチック加工 ジャストインメイク

ジャストインメイク®工法の実施例

新プラスチック加工 ジャストインメイクRを用いた製造依頼品は、開発品が殆どです。 秘密保持のため、このページ上で詳しくご紹介できないのが残念ですが、一部当工法製品を掲載いたします。

半導体製造装置用部品(A)

PEEK製半導体製造装置用部品A

Victrex®PEEK™450G ナチュラルの半導体製造装置用リングです。 
外径 Ø350mm T=20mm

PEEKペレットをラフなドーナツ形状に成形して、旋盤、マシニングで仕上げます。

従来方法で製造すれば、サイズが合えばPEEKの丸棒・パイプ材から、合うサイズの材料がなければ、PEEK板材から中を抜い製造するので、かなりの無駄が出ます。

ジャストインメイク®工法で製造すれば、目的の径と厚みのリング状ラフ成形を行い、切削加工で無駄を最小限に抑えて製造するため、コストダウンできます!

半導体製造装置用部品(B)

PEEK製半導体製造装置用部品B

Victrex®PEEK™450CA カーボンファイバー入りのペレットをSUS芯と共に成形し、後旋盤で加工。
PEEK樹脂部 Ø33mmxL350mm SUS芯 Ø9xL390mm

従来方法で製造すると、PEEK丸棒材に後にSUS芯を通すための長い穴を切削で加工。 左写真の部品長は、350mmもあり、一気に貫通穴を加工することは工具長等を考えてもかなり難しいため、両側から加工を行います。 この両側から行う加工も困難を極めるものです。

ジャストインメイク®工法による製造は、あらかじめSUS芯を準備して周りにPEEKを成形します。その後旋盤加工を行うため、従来工法に比べ簡単になります。

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